2018秋ドラマ 下町ロケット

下町ロケットゴースト第1話の感想とあらすじ。コンペのシーンでのイモトアヤコの演技に涙

投稿日:2018年10月16日 更新日:

宇宙から大地へがテーマ。下町ロケットの続編が始まりました。帝国重工からロケット事業からの撤退が告げられます。次に何をするのか暗中模索する佃航平。この1話目で早くもロケット事業に代わる次なるプロジェクトが・・。

下町ロケットゴーストの1話の感想とあらすじについてまとめてみました。

下町ロケット - ゴーストについて

下町ロケット

公式サイト

TBS系にて日曜日夜21時~

下町ロケットゴースト1話のあらすじ

ロケット事業の暗礁

最初は帝国重工館内で財前が重工宇宙航空開発部の従業員一同を集めて激励するシーンから始まります。

藤間社長も応援に掛けつけてくれますし、その後のロケット打ち上げも成功。

帝国重工にロケット用バルブを卸してる佃としては、順風満帆の滑り出しといった所ですね。

 

バルブ販売による利益だけでなく、あの帝国重工にロケット用バルブを卸してるのか・・・と佃製作所の技術力は超一流のお墨付きをもらってるようなわけですからね。これは他社との取引でも良い影響をもたらしていました。

 

しかし帝国重工の社長交代により、スターダスト計画は次回で終了の可能性が出てくると財前から告げられる佃。

バルブの大口顧客を失うだけでなく、ロケット品質というお墨付きまで失ってしまうわけです。

 

追い討ちを掛けるように、大口取引先の農機具メーカーから小型エンジンの取引削減を言い渡されます。すぐに佃は直談判に赴くも、性能よりコスト重視の時代だからね~と取り合ってもらえません。

最高グレードのものは今まで通り取引してもらえますが、方向性がコスト重視にシフトした今となっては安心出来るものではありません。
ロケット品質の高い技術力があってもこの結果です。

 

帝国重工のスターダスト計画が終了となり、ロケット品質というお墨付きもなくなればどうなるのか・・・と佃は強い不安にかられました。

 

バルブの取引が無くなれば収入減ですし、さらにロケット品質のお墨付きも無くなれば今まで以上の苦戦は必死。

焦る佃の気持ちも良くわかります。

しかも自分一人路頭に迷うならいいですが、社員の運命も背負ってるわけですからね。

 

農業用トラクターに活路を見い出す

高い技術力を売りにしてきた佃製作所だったわけですし、どう方向転換していいかまったくわからず悩む佃。

そんな大事な時に頼れる部下・経理部長殿村の父親が倒れます。

殿村は父親倒れるの報を聞き、すぐに退社して実家へ駆けつけます。

 

幸い殿村父は命の別状はなく、実家で安静とのこと。

佃は部下の山崎を連れ、殿村の実家へ見舞いに行きました。

 

殿村の実家前につくと、トラクターで畑を耕してる殿村に会います。

佃はウチのエンジンを使ってるトラクターに乗らせてくれ・・とお願いして運転するわけですけど、これが良いヒントになるんですよね。

 

佃がトラクターを使用してると、トラクターの後ろへ殿村は回って何やら作業をしています。

トラクターだとムラが出来てしまい、そのムラを慣らすためにクワを入れてるとの事。

 

ムラのないトラクターが出来たら?と佃は殿村に問いかけます。

クワ入れ作業は大変ですし、殿村父もこのクワ入れ作業中に倒れたわけです。

 

もしムラが出来ずにクワ入れ不要のトラクターなら即買いです!と答える殿村。

そう、ならばムラの出来ないトラクターを作ってやろう!と新たな活路を見出しました。

 

佃製作所の高い技術力だからこそ出来るチャンレジですしね。

もし技術力を捨ててコスト重視にシフトしたとしても、以前からコスト重視をウリにしてる会社に追いつけるかも怪しいですからね。

 

トラクター大手メーカー・大森バルブが立ちはだかる

ムラの出来る原因はトランスミッションにあると判明しました。

シフトチェンジ後の出力差でムラが出来てしまう、ならばムラの出来ないトランスミッションを開発する!と佃のモチベーションは上がります。

 

トランスミッションメーカー・ギアゴーストにトランスミッションのバルブ製作の交渉に出かけます。

 

ギアゴーストは起業5年で年収は100億・・・しかも社長(伊丹大)・副社長(島津祐)は元帝国重工社員。

これはとんでもないやり手です。

 

ギアゴーストは製造をしておらず、外部委託オンリー。帝国重工と真逆です。

トランスミッションの全パーツはコンペ式。

 

評価は公正、会社の規模に関わらず最善の物を選ぶ方針だと告げられました。

要するに完全な実力主義です。

ロケット品質の高い技術力を持つ佃製作所には持って来いの条件。

しかしこれが想像以上に大変でした。

 

ギアゴースト事務所内に展示されてあるトランスミッションですら、相当な性能。

畑違いの佃製作所がこれを上回る物を作るのは至難。

 

そしてコンペ相手は業界最大手メーカーの大森バルブと超強敵。

社長・伊丹は私情を挟まない主義のようですが、副社長・島津と佃はボーリング場で一悶着あり印象は最悪。

しかも佃はトランスミッションメーカーを目指している、つまり将来的にギアゴーストのライバル社になる!と宣言まで。

 

これでもか!ってぐらいのマイナス要素を抱えた状態でバルブ製作に乗り出します。

開発メンバーは軽部・立花・加納の三人・・なのですが、メンバー内での人間関係は最悪でした。

 

ロケットバルブ開発に意欲を燃やす立花はイマイチこの仕事に納得していません。

しかも無愛想で定時帰り、仕事にも意欲を示さない軽部にイラつきを感じて衝突を繰り返します。

 

立花がバルブ設計図を開発部リーダー・軽部に見せても、軽部の返事は「野暮ったい、やり直し」「設計変更だ」の一言。

具体的なアドバイスも出さずダメ出しを連発するだけ。

こんな中、立花・加納の二人はヒントを見出すべく以前手掛けたガウディを見に行きました。

 

敵は業界最大手の大森バルブ、数年前のモデルですら相当高性能な電磁バルブ、その強敵相手に勝てるバルブを作れるか?という焦りもありバルブ開発は難航するんですよね。

 

しかも帝国重工の財前から、次のロケット(ヤタガラス7号)打ち上げで退任する辞令が下ったと告げられました。
佃製作所贔屓の財前も失うこととなり、まさに四面楚歌。

 

佃製作所ならではのバルブとは?

人工心臓弁が上手く作動しており、以前手術を受けた少年達は元気良くサッカーをしてました。

サッカーのような肉体への負担が強いスポーツを楽しめるまでに回復。

 

以前自分のした仕事は間違ってなかった・・誇れる立派な仕事を成し遂げたんだと立花・加納の両名はモチベーションを取り戻します。
佃は改めて考え直して閃きます。

 

佃製作所ならではのバルブってこういうものではないのか?とバルブの方向性を定めました。
これを元に立花・加納はバルブ設計図を完成させ、軽部も認めるほどのものを作り出しました。

 

一足早くバルブを完成させた大森バルブは新バルブをギアゴーストへ持ち込みます。

性能は申し分はないが、予定していたコストを上回るとのこと。

 

社長・伊丹と大森バルブ営業部部長・辰野とで言い争う中、副社長の島津が「ブロックがちょっとな~」「これまだ完成品じゃないですよね」と辰野に語り掛けました。

 

大森バルブ営業・藤田はこの言葉に何も感じなかったようですが、辰野には伝わったようで新バルブを持ち帰りました。。

ブロックの素材を変更すればコスト内に抑えることが出来るんじゃないか?と島津はヒントを出し、辰野は理解したというわけです。

こうして大森バルブはハイスペックかつコスト内で新バルブを作ることに成功しました。

 

コンペで大森バルブと佃製作所の両者が検分することに

本来コンペ用の他社作品を検分なんて出来ませんが、今回は特別に両者立会いの元で行われることとなりました。

佃がゴーストギアを訪ねた際、辰野と居合わせたことでこういう流れに。

 

まずは大森バルブの検査結果から。

すごいスペックだと驚く佃陣営。

 

その後佃製作所のバルブの結果が出ます。

両者の結果を比較しやすいよう、大森バルブの数値も記載して。

数値上では大森バルブの方が明らかに上。

これを見て辰野は勝利を確信、取引の話をしようと伊丹に持ちかけます。

 

伊丹もこの結果から大森バルブを・・・という流れになるものの、島津は佃製作所のバルブを食い入るようにみたまま動きません。

辰野と伊丹は気づきませんでしたが、島津は佃製作所のバルブの凄さを理解出来たようです。

その凄さとは耐久性。

バルブ構成パーツを少なくすることで、壊にくいバルブを作ったいうことです。

いくら優れたスペックでも壊れてしまえば意味がない。

島津は感動から涙を流すほど。

その結果、バルブは佃製作所が採用されることとなりました。

 

下町ロケットゴースト1話の感想

華やかな、そしてスケールの大きなロケット打ち上げのシーン。

まるでエンディングシーンのようなオープニングでした。

 

けれどその華やかな場面の直後、帝国重工からロケット事業からの撤退、すなわち佃製作所との取引がなくなることが告げられます。そこへ持ってきて、大口取引先からの取引削減。池井戸ドラマらしい、弱小企業をこれでもかと痛めつけていく、そんな物語が始まりました。パート1から観ていましたが、パート2となる下町ロケットゴーストも、1話目から期待を裏切らない面白さです。

 

帝国重工のロケット打ち上げも順調で、それに伴い、佃製作所のロケットバルブも安泰のはずでしたが、帝国重工の業績悪化により、社長の交代、ロケット事業からの撤退の危機になり、佃製作所の他の会社との取引先にも影響が出始めます。3年経てば景気も体制も変わってしまうのですね。帝国重工ほどの大企業の変貌。ですがロケット事業という、昔なら国レベルの事業を民間企業が独自でやっていくのは確かに難しいことなのかもしれません。

 

追い打ちをかけるように次から次へと問題が起こります。殿村の父親が倒れたという連絡が入り、殿村は慌てて実家へと帰って行きます。

 

見舞いに訪れた佃社長が目にした、鍬入れしなければならない田んぼ、そんな作業ムラのあるトラクター。きっとそこから何かヒントを得るんだろうということは容易に想像がつきましたがやはりそうでした。そこから佃社長は新たなことを考えていきます。社長の発想力はいつも見事です。農業トラクターのバルブ開発に目をつけ、佃製作所の新しい事業にしようと考えます。試行錯誤を繰り返し、いざこざもありながら、何とか試作品を完成させることができます。

 

池井戸ドラマのまた別の特徴は、善人と悪人がはっきりと分けて描かれることですが、ダイダロス(古舘伊知郎)、大森バルブ、あそこまで突き抜けて悪く描かれるとむしろ痛快です。

 

農業トラクターのバルブ開発に奮闘する、そんな中、癒しとなったのは、以前佃製作所の作った心臓弁で助かった子どもたち。その子どもたちのサッカーのシーンでした。そして「ここにお兄ちゃんたちがいるから」と自分の心臓を指しながら告げる少年。そしてその少年の夢がロケットに乗ることだと聞かされたところから、意識の変化と新しいバルブへのヒントを得る社長たちです。

 

ただそのシーンにしてもそうですが、今回「下町ロケット」の第一回、そしてガウディ編に出て来た登場人物が次々に出てくるので、整理しながら見るのが大変でした。しかし第一回から脈々と続く、佃製作所の技術力と誇り、それを示すために必要な導入部だったのだと思います。

 

今回意外にもよかったのが新顔のイモトアヤコさん演じる島津の存在です。彼女はギアゴーストの創業者の一人で技術者です。コンペでは大森バルブは数値重視の素晴らしいバルブを提示し、佃製作所側は数値もそれほどないバルブを提示します。大森側が失笑し、あっけにとられるなか、島津(イモトアヤコ)は佃製作所のバルブに驚愕します。部品数が極めて少ないのです。大森側に比べて300点以上も部品がすくないのです。それは壊れないほど丈夫であることを意味します。佃製作所としてはスペックは必要ないという考えだったのです。トラクターに大事なのは壊れない事。宇宙開発で培った絶対に壊れないバルブを作ったのです。

 

これに島津は瞬時に気付き、製品の素晴らしさを見極める目と、それを見つめながら涙を浮かべる製品への情熱は胸打たれましたし、今後佃社長のよき理解者になってくれるのではないかと期待が持てました。

 

おそらくはこれからもまだまだ問題は起こり、そんな中、弱小企業が大企業相手に奮闘をしていくことになるだろうと思いますが、宇宙開発に携わって来たという誇りを胸に次は大地へ、と若手も気持ちを切り替え一つになったようなので、佃製作所の今後に期待したい、そう思える第一話でした。

 

ライバル会社との戦いに勝ち、さあこれから、といったところで第1話は終わりました。今回も、出演者がとても豪華で、前回からの佃製作所のみなさんはもちろん、懐かしいお顔や、新たな協力的な立場の人になってくれるのでは、という人や、イヤな存在になりそう、と予感されるお顔もありました。

 

下町ロケットは、夢を持つこと、諦めないことを教えてくれます。日々生きていると、思うようにいかないこと、1つ壁を乗り越えてもまた高い壁が現れ、投げ出したくなる事があります。でも、佃さんは投げ出さないんです。ボロボロになっても、もうダメだ、と思うような事が起きても、決して諦めない。良い物ができても、まだ出来るんじゃないか、もっと良い物ができるんじゃないかと、追求し、挑み続けるんです。

 

帝国重工の財前さんも、今回は大ピンチですが、ロケット開発、打ち上げを続けることは彼の夢であり、佃さんとの信頼の証、大切な繋がりです。新しい社長がこれからどんな罠をしかけてくるのか、どんな難題を投げかけてくるのか、こちらも怖いところです。

 

また、農業トラクターのバルブエンジンも、試作品は完成度が高いようでしたが、このまま順調に進んでいけるのか、ライバル会社の大森バルブがこのまま引き下がるとも思えませんし、また特許の問題や、開発にかかる莫大な費用の問題で、銀行との戦いにもなってくるのでしょうか。佃製作所の中でも、意見の違いも出てくるでしょうし、問題は山積みです。

 

でも、佃さんの諦めない心、挑戦する意欲は、周りの人たちに前を向く力を与えてくれます。できるんじゃないか、そういう気持ちにさせてくれます。現代に生きる、壁にぶつかり悩んだり苦しんだりしている人に、頑張ろう、挑んでみよう、そういう活力を与えてくれる、素晴らしいドラマです。これから、さらなる困難が立ち塞がるのでしょうが、必ず勝つ、元気と勇気がもらえる展開に期待しています。

 

下町ロケットゴースト1話の出演キャスト

俳優陣が豪華です。主役を張れる方が、わき役にズラリ!。1話目からみんな本気モードで、熱演してます。今回のキーマンは以下の方でした。

  • 佃航平(阿部寛)
  • 佃利菜(土屋太鳳)
  • 立花洋介(竹内涼真)
  • 山崎光彦(安田顕)
  • 軽部真樹男(徳重聡)
  • 殿村直弘(立川談春)
  • 財前道生(吉川晃司)
  • 藤間秀樹(杉良太郎)
  • 的場俊一(神田正輝)
  • 伊丹大(尾上菊之助)
  • 島津裕(イモトアヤコ)

 

下町ロケットゴーストの脚本

おおっ、前作と違う!。前作は前川洋一氏。

  • 丑尾健太郎(ブラックペアン、ショムニなど)

 

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