いだてん 大河ドラマ

いだてん5話のネタバレあり感想。マラソン羽田予選会(10里=39.27km)

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5話は、1話でも少し触れられた羽田予選会の模様でした。

10里(39.27km)という距離は、当時は走ると死ぬと言われていた距離でした。

宮藤官九郎の脚本は面白いです。

5話の羽田予選会で、ようやく1話につながりました。

時系列が、ぴょんぴょん飛びますが、物語は散らかっていません。

いだてん5話の感想とあらすじについてまとめてみました。

 

いだてんについて

公式サイト

 『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』 
『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』
https://www.nhk.or.jp/idaten/r/
日本で初めてオリンピックに参加した男”・金栗四三と、“日本にオリンピックを招致した男”・田畑政治。この2人がいなければ、日本のオリンピックはなかった。1964年 東京オリンピックが実現するまでの日本人の“泣き笑い”が刻まれた激動の半世紀を、豪華キャストで描き...

NHKにて日曜日夜20時~

登場人物の相関図

NHK公式ページより

前回のあらすじ

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いだてん5話の感想

明治44年、ストックホルム五輪に出場するマラソン選手決める羽田予選会に挑むことになった学生、金栗四三(中村勘九郎)。

予選会当日、あいにくの雨です。頭にかぶった朱色の帽子の塗料が落ちて、顔面は朱色に染まります。

 

転倒して頭を強打したのか、それとも、何者かに襲われた直後のような姿で走りますが、役員関係者には、選手がスタートしてグランドを走り去った後は、時々飛び込む「伝令」係により、試合経過が分かるという状況です。

 

この予選会、健脚自慢の学生の他、車夫など専門職業人も参加する大会になっていました。

また、当時の大衆はマラソンなど知りませんから、ルール等も、結構いい加減です。

 

レース途中、空腹に耐えかねて走路脇にある店頭の物を食べてしまい、後払いだと言う学生選手(ランナー)がいたりします。

今なら、明確にルール違反です。このあたりの古き良き時代のスポーツ競技の在り方が面白いといえば面白いです。

 

前の走者を追い抜く際には、必ず「お先に失敬」と声をかける誠に礼儀正しいランナー金栗は、いまでも「日本マラソンの父」とされています。

この、ストックホルム大会に日本人として五輪に初参加した金栗の噺を、志ん生(ビートたけし)が高座で語ります。

 

高座に上がったホロ酔いの志ん生は、古典落語「芝浜」を語るはずが、なんと、突然にマラソンランナー、金栗噺を始めます。

そして、「芝浜」のオチ、酒を勧められて断る場面では、「夢が覚めたらいけない」と言うのですが、金栗もレース終了直後、嘉納治五郎(役所広司)に一杯の水を勧められて「夢が覚めます」とその水を飲みません。

 

予選会1着が夢であっては困ると言います。

良く分かりませんが、とにかく、オチだけは、「芝浜」だったというで志ん生の周囲の者、関係者は一同納得します。

 

ともあれ、この時、金栗は10里という未体験の距離のマラソンに初めて挑んだのでした。

実は、金栗はそれまでに最長でも6里までしか走ったことは無かったのです。

しかも、折り返し点を過ぎて、地下足袋も破れてしまいます。

 

最後、トラックに入ってからは地下足袋を脱ぎ捨て裸足で走ります。

アベベ以前に、日本人の裸足のランナーがいたのかと感動しました。

 

今とは時代が違います。10里を走ることは死に近づくと考えられていた時代です。

嘉納は「必ず生きて帰って来てください」と選手を送り出しています。

 

ライバルたちとの激しいデットヒートの先に、憧れの嘉納の待つゴールテープがあります。

嘉納に憧れてスポーツを志していた金栗は嘉納の胸に飛び込み、嘉納に会いたいという夢が最高の形で叶います。

 

が、父親からは、学生の本文は勉学であると言って叱責されます。

世間的に世界記録樹立に沸き立っているのに、父は、褒めてくれません。

 

金栗、予選会でマラソンの世界記録樹立。それを伝えるのは水泳の前畑秀子を見い出した人物であり、64年東京大会招致の立役者となった新聞記者、田畑政治(阿部サダヲ)です。

 

昭和の大名人と呼ばれる落語家、古今亭志生の噺がナレーション。

若き日の志ん生、噺家弟子入り前の車夫であった時代の美濃部孝蔵(森山未來)は、喧嘩っ早いお調子者で、不思議な魅力があります。

 

周囲にはちょっと馬鹿にされようと、噺家の弟子になったものと確信していて信念を曲げない。

師匠としては、明日も来いという命令に従う都合の良い車夫に過ぎないのでしょうが、美濃部はそうは思っておらず、完全に先代師匠の弟子になっていると確信している様子も面白い。

 

今後の展開ですが、羽田予選会の開催で全国から集まった健脚の学生達に刺激を受けた三島弥彦(生田斗真)が、短距離走に参戦することを決意しますから、その後の流れが楽しみです。

 

また、レース途中で底が破れてしまう地下足袋の改善、改良を求め店頭に出向いた金栗は足袋職人の怒りをかい、その息子には塩を撒かれて追い返されます。が、この足袋職人、怒りが納まれば、マラソンを走破できる地下足袋を拵えてくれそうです。

 

どういういきさつ、流れで職人とマラソン選手が和解し、完成度の高い壊れない地下足袋を作ることになるのかなど、興味は尽きません。

 

出演キャスト

  • 金栗四三(中村勘九郎)
  • 母:金栗シエ(宮崎美子)
  • 兄:金栗実次(中村獅童)
  • 古今停志ん生(ビートたけし)/ 若き日の志ん生(森山未來)
  • 志ん生の娘(小泉今日子)
  • 五りん(神木隆之介)
  • 嘉納治五郎(役所広司)
  • 春野スヤ(綾瀬はるか)
  • 美川秀信(勝地涼)
  • 三島弥彦(生田斗真)

いだてんの脚本

  • 宮藤官九郎

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